「アイドルに裏切られた」愚痴を聞き続けての雑感

いわゆる「メンバー」事件から、間を置かずに起こった今回の未成年飲酒事件。友人の怒りや悲しみや失望や呪詛を毎日のように受け止め続けての雑感。というか、堂々巡りのもやもやを慰めながら喉まで出かかっていた言葉。

私にはついぞ「裏切られた」悲しみが、「心が死ぬ」感覚が、「CD全部捨てたい」気持ちが分からなかった。

エドワード・ファーロングが、マコーレー・カルキンが大人になってどんな人生を送っているか聞いたことがあるでしょう。でもそれは、ターミネーター２やホーム・アローンの面白さに何の影響もない。それとは何が違うんですか。

だって彼らの歌やダンスのうまさ、曲やらメロディーは変わらない。当時元気をもらったって事実も今からさかのぼってなくなるわけでもないでしょう。

それでもやっぱり見るたびに事件がちらつくと言うのなら、そんな不誠実で見る目のないグループのことなんて忘れてしまえばいいのに。このアイドル飽和時代、自覚があってファンに真摯で向上心に満ち満ちたグループがいくらでもあなたのことを待ってるよ。コウイチtvとかさ。